初心を思い出してみた

今回2年ぶりに作家活動に注力出来る事になり、
初心を思い出しておりました。

最初の頃はSNS発信を頑張ってやっていたな～と。
今では30回を超すビックイベントになっている、
テレビ大阪主催のアート&手づくりバザールが
始まったばかりの頃でした。

今ほど手作りのイベントもなくて、
手づくり市という存在を知ってもらうことからでした。
いわるゆフリマという感覚でとらえている方も多く、
それとは少し違うんですよ～、というレベルの時代の話です。

今では大きなイベントもたくさんあって、
ハンドメイド作家さんもずいぶん増えてきて、
手づくりに対する世間のとらえ方も変わってきて。
手づくり・モノづくりに対するリスペクトのようなものも、
感じられるようになってきました。

キャリアを重ねていくと、お得意様が出来たり、
出店イベントが固定されてきたりと、
ブームの波に乗ってなんかずいぶん楽してきた感だったり、
ネット発信とか初心の頃の活動がちょっとおろそかになっていたな～と。

自粛で出かけられない今だから出来る事。
・作品を作りためる
・新作の製作
・ネット販売の再開
・SNSでの情報発信

これがんばっていきます。

黒のused加工の帆布を使ったがま口バックです。
この黒がいい感じのこなれ感で。。。
イベント3か所出して売れなければ、
自分用にしようと狙っていたんですが、
やっぱり自分がいいと思うものは人もいいと思いますよね～。
速攻でお嫁に行ってしまわれた一品です。


私の材料の仕入れは売値ベースで考えております。
売りたい値段から逆算して予算を考えております。
安く売られている生地を探して、
どういう感じになるか想像しながら使えそうなものを仕入れます。
※安い生地は探せばいくらでもあるんですが、
自分のブランドに合うものが作れるかどうか考えると
結構限定されてしまうのでなかなか苦労しております。。。

特定の店で同じ生地を買うとか、メーカーさんに特注すれば、
自分が作りたいイメージのものを作ることも出来ますし、
セミオーダーなんかの対応も出来たりするんですが、
材料費がめちゃくちゃ高くなってしまうので、売値が上がってしまうんです。。。

あと、がま口でA4サイズが入る鞄を買おうと思うと、
やっぱりそこそこのお値段は出さないといけなくて。。。
なので、私自身が欲しくても手が出なかった経験があるので、
出来るだけ値段が高くなり過ぎないように、
仕入れ値で調整をするスタイルになっております。

前にあった緑の～みたいな感じで来ていただける方も多いのですが、
Happy＊Go＊Luckyの鞄はそういう事情から
リアルに同じものが作れない、作りにくいのです。
複数個作る場合もありますが、
それでも世の中に同じ布で作ったものは10個は存在しておりません。
もし欲しいと思うものがあれば、一期一会の機会を逃さずに、
手に取っていただければと思います。


出来れば今後もこのスタイルでやっていきたいんですが、
事業を広げる、商売としてやっていくという事を考えると、
Happy＊Go＊Luckyだけの「色」とか「イメージ」ってのを確立させて、
オリジナルの生地とか染色とかこだわった方がいいんでしょうけどね～。。。
う～ん。。。
全てのがま口好きな人に私のがま口を届けたい！この思いは持ち続けたいので、
やっぱり今のスタイルは変えずに行く方がいい気がします。。。

うん、初心忘れずがんばります！